ビルバオのグッゲンハイム美術館に行くので予習がてらに。
ペギー・グッゲンハイムさんはたいへんな愛犬家だったようで常に5、6匹犬を飼ってたのだそう。自宅には友人が遊びに来たときのための落書き帳のような…
昼ごはんのすぐ後だったからか、せっかく私の好きなアーティストも、知らなかったアーティストも、たくさん出てきていたのに、ずっと眠気と戦いながら見てしまいました。
しかし、この前のバンクシーの映画でも…
色んな人が独自のペギー像を語り、それは何か1つの統一されたイメージではなく、観る者に解釈は委ねられてる感じ。ペギーの行動力が素敵。あと優秀なアーティストの友人に恵まれて、誰の言葉を信じるべきかの嗅覚…
>>続きを読むペギーの心眼にかない、出てくるアーティストのなんたる多彩性!現代美術の教科書だよ。それらとガンガン寝ちゃうのとか、かっこよすぎる…!
一方で、彼女のもしかしたらチックかもしれない舌を出す癖を執拗に…
美術史的な記録として、一人の女性の物語としても面白い。
「アートを愛し援助した芸術家に見返りは求めなかった」とあったが、一族の除け者が世界屈指のパトロンとしてアート界で注目を集める事が既にもう充分彼…
一族から浮いた存在の女性が、美術に興味はなかったものの遺産を得て始めた収集。
数万で買った作品も今では億(!)に。
仕事も性愛も結婚も型にはまらぬ自由さが、20世紀有数の優れた現代美術コレクショ…
資産家の家に生まれ、アートに入れ込んで資産をつぎ込み、近代芸術の象徴とも言える芸術家たちを見出だし支援してきたペギーグッゲンハイムの話。
近代芸術の歴史の勉強にもなりましたが、映画の作りとしても面…