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ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪のmamのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

知識不足でてっきりグッゲンハイム美術館(ライト設計)の設立者の話だと思い込み見始めたら違ってて、それはペギーの伯父でした。

NYの裕福な家に生まれ13歳で父をタイタニック号で亡くす。1920年代の狂乱のパリに移住し芸術家との親交を深めやがてロンドンに画廊を作る。

ペギーのコレクションそのものを否定されるナチスの退廃芸術展も出てきた。
そんな中ユダヤ系アメリカ人の彼女はパリに買い付けに来ていたのだからすごい。

マルセル・デュシャンとマン・レイがチェスしてるフィルムとか、キキやジャコメッティの映像など、動いてるの見たことなかったので嬉しい!
ダダイズム、シュールレアリズム、キュビズムやモダンアートなど他にもいーーーっぱい文化人のオンパレード。

ペギーという人物についてはあまり魅力的に感じなかったけれど、ジャクソン・ポロックを支援してくれてありがとうペギー(初めはひどいと言ってたけどモンドリアンの一言で翻ったね)

伯父とは不仲だったけれど、死後のことも考えコレクションをグッゲンハイム財団に委譲。その功績は20世紀アートがギュッと詰まったベネチアのペギー・グッゲンハイム美術館で鑑賞できる。
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