140字プロレス鶴見辰吾ジラ

劇場版 トリニティセブン -天空図書館と真紅の魔王-の140字プロレス鶴見辰吾ジラのレビュー・感想・評価

2.5
【エロいエモい、こういうので良い!】

「運び屋」とか
「スパイダーバース」とか
「ブラッククランズマン」とか
脚本とか演技とか構成とか
そういうのじゃなくて
垂れ流される映画でいい。

まずタイトルの
天空図書館(ヘヴンズライブラリー)の真紅の魔王(クリムゾンロード)みたいな偏差値の低いルビを見るだけでも痛々しいし、劇場でエロい格好した女キャラがエモい表情で喘ぎ声上げてくれるだけで、設定とか演出みたいな都会の喧騒みたいな基準は一抹の背徳感とともに頭の底に溶けていく。リリスはエロいし、リーゼもエロいし、レヴィも可愛いし、むしろ時を止めながら性行為まがいのことを解説つきで魔法として必要だと言い分けしながらやってくれるシーンなんて最高。まさにハーレムアニメの系譜であり、エロい格好とエロい声とエモい表情でクライマックスまで辿り着いたら、最後はハーレムアニメらしく主人公が「もー○○ったら~」と怒られながら追いかけられて終幕なんて至れり尽くせり。もうリリスが可愛すぎて明日の仕事のことが少しでも忘れられる。嗚呼、膝枕していやしてくれ!

ちなみにバトルヒロインに抱きしめられる形で庇われるシーンが凄い好みなので、そういうシーンもあって良かった。大いなる力に大いなる責任や代価を求めずハーレムを築けるほど甘くないから需要のあるジャンクな作品。