凪待ちのホワイトストーンのレビュー・感想・評価

こんな香取慎吾、見たことない。。


誰もが知ってる国民的スーパースターをここまで変わり映えさせたのは白石監督の手腕だからだろう。
ジャニーズ事務所を退所してなければ多分この役には出会わなかっただろう。すべてが縁だと考えれば運命的な作品だ。

絶望的な暗い海の底から這い上がることなく、ただただ彷徨い続けるような物語進行はいつしか取り返しのつかない展開へとたどり着くのだが、最後には一筋の光のようなラストが待っている。