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ヒトラーと戦った22日間のtechnoのレビュー・感想・評価

ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)
3.3
観るべき映画。ガス室に送られ死者になる者と生き延びて奴隷にされる者の分岐点、ナチスのソビボル強制収容所の管理方法の実態が描かれています。
収容所に到着当初は楽観的な考えをするユダヤ人、「ドイツ軍人は約束を守る」、それは、間違った考えを持たされていたことに気付きます。
煙突からは絶えず煙が吐き出され、収容所は灰で包まれています。
主人公の決断の瞬間、ナチスの饗宴(狂宴)、その後のユダヤ人の行動にはカタルシスがあります。戦争による人間の狂気と絶望を知る上で観るべき映画だと思います。
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