シャイニングに続けてすぐこちらも鑑賞。
幼い頃のトラウマは、成長したからといって簡単になくならない。苦悩しながらも模索して、一人の少女に出会うことでそれを乗り越えていく。ダニーの再生が丁寧に描かれていてよかった。
前作より「シャイニング」という能力にフォーカスを合わせていて、精神をとばしたり、交わしたりする描写がわかりやすく、世界観に入りやすかった。怖いシーンはあったけど、ジャンル的にはサイキックでダークアクションっぽい感じの仕上がり。ホラーを期待するとなんか違う感が否めないかも（私はそれでよかった）
圧倒的悪を担うローズが美しくて魅力的なのに、彼女たちがこの世に長く生きながらえるための術がトラウマ級の怖さ。思い出すだけで胸焼けがするほど。悪の描き方がハードすぎる…。あそこまでして生きたいとは思えない。
それにしても今作の「オーバールック・ホテル」を小さいと感じたのは気のせいなのかな。前作では空間そのものの恐ろしさをすごく感じたのに、それほど思わなかった…ダニーが大人になってるからなのかなぁ…。
