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ドクター・スリープのmのレビュー・感想・評価

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)
2.5
原作者スティーヴン・キングさんが高評価ならこっちが正解なのでしょう。私たちが好きな『シャイニング』はスタンリー・キューブリックさんのものということで、あくまでスティーヴン・キングさんが書いた『シャイニング』をリスペクトしているのが今作なんだろうなぁ、と感じた作品。

有名な作品なんだけど、有名な作品だからこそ手が出なかった映画を観ていこう第五弾。
と、いうより、その、観るまえから酷評されていると聞いていた作品なので、違う意味で観れなかった作品です笑

40年前、父親に殺されかけたことがトラウマになっているダニー(ユアン・マクレガーさん)は、アルコール依存症を抱えながら人を避けるようにして生きてきた。同じころ、彼の周囲で子供ばかりを狙った殺人事件が連続して起こり、ダニーは自分と同じような特殊能力によってその事件を目撃したという少女アブラ(カイリー・カラン)と出会う。

スティーヴン・キングさんがキューブリック監督の『シャイニング』をこき下ろし、今作を高評価しているという事実に驚き、調べてみたら、なるほど、スティーブ・キングさんが書いた『シャイニング』はこちらが主なストーリーなんだね。
そりゃ、原作者としてラスト変えられたらキューブリック版は腹立つわ笑

キューブリック版が大好きなので、今作は残念というか…。超能力の戦いは求めていないというか…。また、前作の『シャイニング』に出演したジャック・ニコルソンさんに似た人出したり、双子のなりきりみたいなの出してきたり、なんだかなぁ、と安っぽいなぁと思ってしまった…。
ユアンのおかげでどうにか観られる感じ。

あ、でも、ダニーの母ウェンディの喋り方は中々でうまかったです。マジでウェンディでした。

ひとまず原作者、スティーヴン・キングさんが好きなら良いのではないでしょうか。

ストーリー : ★☆☆☆☆
映像 : ★★☆☆☆
設定 : ★★★☆☆
キャスト: ★★☆☆☆
メッセージ性 : ☆☆☆☆☆
感情移入・共感 : ☆☆☆☆☆

cc/『シャイニング』の40年後──
  呪われたホテルが、目を覚ます。
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