このレビューはネタバレを含みます
「シャイニング」のダニーが大人になってからのストーリー。
最後の対決であのホテルに戻ってからのシーンは、「あー!こんなのあったね!懐かしー!」が多くて、怖いよりもなんか郷愁を感じた。
人間の恐怖を糧に長い間生きているローズたち、子どもとおじさんが協力して邪悪な者に立ち向かう、得体の知れない者が追ってくる気配…など、どこかレイ・ブラッドベリの『何かが道をやってくる』を思い出す瞬間が沢山あった。
ホラー映画としては、全然怖くなかったけれど、ストーリーは面白かった。
ラスト、母親と子ども時代のダニーが向かい合って微笑むシーンが印象的。