たけき夏アニメーション

僕はイエス様が嫌いのたけき夏アニメーションのネタバレレビュー・内容・結末

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

まるで神が居て奇跡が起こっているかのような時間は現実に起こり得るし、
現実に起こり得る範囲の出来事で神が居なくなったかのように思える時間も来る。

ハッとさせられた。
神への問いかけ系ってより『奇跡の海』的なものに近い。

ラストカットが、言うならばあちら側視点という事で神の存在の証明になり得そうな感じだが、
あの時間軸だとすると、もう彼らの出会いの瞬間に神的な奇跡は起こっていて、その瞬間に神は上昇(アセンション)していてその後は別に神は居なかった、と俺は見たわ。


「流星群は見えたか見えなかったかが重要でなく、流星群を見えたふりをする…いや、流星群を見に行くという事こそが重要」というのを描いている時点で傑作。
これこそが流星群論だよ。