のまに

底抜けシンデレラ野郎ののまにのレビュー・感想・評価

底抜けシンデレラ野郎(1960年製作の映画)
4.5
You Tubeでこの映画のワンシーンを見て、気になり鑑賞。
そのシーンはジェリー・ルイスが、ラジオから流れる、カウント・ベイシー楽団の「cute」に合わせて演奏しているかのように振る舞うもの(エアギターのような感じ。実際はエアフルート、エアドラムなど)。自分にとってかっこよく見えた。
ちなみにこの「cute」はコメンタリーによるとこの映画の為に録音し直したものらしい。サントラコレクターとしては気になる発言であった(笑)
カウント・ベイシーも出てくる。初めて動く彼を見た。しかもカラーで。
全体的な音楽はウォルター・シャーフとのこと。たまたまテレビで見た底抜け大学教授(かな?)もこのシャーフさんであった。

ここからは蛇足。昔、細野晴臣さんがラジオでジェリー・ルイスの映画について、「音楽にも力が入ってる」のようなことを言っていたのを思い出したが、たしかにな〜と思わされた。

内容はコメディで、食卓が長過ぎるとかいろいろネタがあって、バカバカしい感じが好きな私にとってはかなり好きな部類の映画だった。
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