このレビューはネタバレを含みます
美しかった!
サブスクでも圧倒的に映像が綺麗だったから、映画館で観ればもっとすごかったと思う。
ここまで畏怖を感じた作品ってなかなかないと思った。
美しくて、底知れなくて、壮大で、だからこそ恐かった。
人間の言葉って、抱いた気持ちを100%は表せないんだよなあ。
もどかしい。
海の生き物たちも、変にキャラクター化せずリアルに描かれてた。
結局明快には謎は解けなかったけど、それがまたリアルだった。
私たちは、海から来て海へ還っていく。
私たちは宇宙や星と同じものででいている。
ルカはウミが大好きで、ずっと思い続けていくんだろうなと思った。
ソラもウミもみんな同じだから、姿形を変えてルカを近くで見守ってくれるんだと思う。
ウミとソラに出会う前のルカ、なんかちょっと浮世離れしてる感じがしてた。
所属してる部活自体まあまあ酷いけど、なんかルカの居場所はそこじゃない感じがしてた。
あと、母親に行動を把握されるのが嫌そうで、その理由が「私なんて」って感じがした。
家族観の変化とか、部活に戻ろうと思った心境の変化とか、もっと細かい所まで知りたくなったから原作読もうかな。