夏が始まる度観返したくなるので、今日久々に観ながらそうかぁ~今年も夏が来たんだなぁ~とホコホコしてしまった。
なんと言ってもこの作品はとにかく作画がヤバい!
普段からそんなにアニメを観ないので詳しいことはよく分からないけど、素人目にもこの作品の映像レベルが異次元であることだけは全カットからビシビシ伝わってくる。なんでもない街の背景だけでもポストカードにして飾りたくなるくらいに綺麗だし。単に絵が綺麗っていうだけじゃなく何か画面全体から温度を感じるというか…原作の持つ体温がきちんと丁寧に込められてるのが伝わってくる。
そこに溶け込む久石譲の劇伴。
はい。もうありがとうございます。
ストーリーは原作読んでても正直よく分からない。
終盤は毎回頭蓋骨が四方八方に開いて剥き出しになった私の中身が宇宙に突き抜けて千の風になって吹き抜けて行く感覚に襲われて、そのままなんかスッゲー…ってポカーンとなる感覚に浸るのが最高に気持ち良いんだけど、ちょっとゾクゾク来る怖さがあるのも宇宙の深淵を感じられて嬉しくなる。
ただ何回観ても蒼井優のお母さんは怖過ぎるし稲垣吾郎のお父さんは感情が無さ過ぎる。なんかこの二人だけが生きてる感じがしなくてしっくり来ない。海君と空君より存在がファンタジーに見える。そっちの雰囲気で行くなら琉花のモノローグをもう少し控えめにしても良かったんじゃないかなぁ。
何はともあれ総合的には大好きな作品。
劇場で観れてて本当に良かったし今後も夏が来る度に観返すだろう特別な一作です🐋𓈒𓏸