海でジュゴンに育てられた兄弟と、
海辺で育った女の子が出会う
たったひと夏の物語
クジラが発する声を主題に物語が進んでいく
観ているうちに海と陸、宇宙の堺がわからなくなってくる
むしろ 堺なんてないのかもしれないと思えてくる
海の話かなーと思っていたのに もっと広大な物語だった
良いタイミングに出会えた素敵な映画
このために作られた歌をエンディングにもってくるあたりも
最後まで抜け目なく完成度がすごく高い
漫画は少ししか読んでないから
相対的な評価ではないかもしれないけど
心に残る良い映画だった
宇宙が好きなことや素粒子が好きなことを思い出した
映画館で観れてよかった
————2回目————
目の中の景色が綺麗で注目して観ていた
海と空を見るときのルカの瞳には、2人じゃなくて海と空が写っていた
2人が結局何者だったのかこの映画ではっきり分かるわけじゃないけど、この物語のメッセージが『人の言葉では伝えきれないものがこの世のほとんどを占める』ということなら、仕方がないなあと思う
