余韻が心地よい。
カットが巧みで、三人称視点のカメラなのに視線が見える。
洋子の口調は少し気になる??
「人は変えられるのを未来だけだと思っているが、実際は未来が過去を変え続けている」
的を射た言葉だと思う。常に今の我々が過去に意味を付与するだけ。
逆に、過去の出来事が悲劇なら、未来で人はその書き換えを半ば強要されてしまう。走らない人も走らされてしまう。
「尊ばれないものはすぐに忘れ去られる。これは人類の最も美しい掟」
孤独とは影響力を失ったことを知ること。
未来を怖がらず、先が見えないことを楽しむのが若さ。静寂と闇。アートとジャーナリズム、献身と自己愛。
全てを「見届ける」、終わればわかる。悲しい喜劇。シニカル。
いいですね。このくらいのメモが1番書きやすい。