★冒頭の海戦シーンは迫力あり。アマプラでの鑑賞だが、スクリーンで観たいシーン。
★主人公は日本に未練は無く、アメリカに移住するつもりだったはず。旅立ちの船に乗り込んでから幻影を見て心変わりするが、その心情がこちらに伝わってこない。主人公に感情移入できないのは致命的。
★造船中将のラストの言葉も理屈をこねくり回しただけの詭弁にしか聞こえなかった。日本を象徴する戦艦=大和が沈んだら負け方が下手な日本人も目が覚める？始めから負ける為に作ってないでしょ。
★現代的な価値観から見た反戦メッセージを込めて戦争映画を作ると、何か理屈をこねくり回した変な内容になっている事が多い気がする。もっと真正面から「あの戦争」に向き合った映画が観たいかな。でも終戦から年を経ないで作られた昔の映画の方が迫ってくる物が違いますね。
