mizu

アルキメデスの大戦のmizuのレビュー・感想・評価

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)
2.2
作品としては面白かったです。
しかし、山本五十六が美化されすぎている気もしました。
当時のいわゆるお偉いさんたちは英雄と称されることもありますが、それでも個人的には戦争の歴史を歩んでしまった戦犯であると思っています。
山本五十六もその内の1人であり自分の戦略を描くため、つまりは戦争の構想のため数学者を「利用した」はずなのですが、舘ひろし演じる山本五十六はそういった戦犯さを感じなかった。愚直で清廉潔白みたいな感じを出してて違和感がありました。
これが戦争を止めるために奮闘した山本五十六であればしっくり来たとは思いますが。
この作品で反戦を訴えるには不足だなと思いました。
mizu

mizu