あき

アルキメデスの大戦のあきのレビュー・感想・評価

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)
3.5
あくまでフィクションだけど、壮大な国費を必要とするものの決定会議の参加者があまりに限定的少数でしかも人間的矮小さの象徴のような者が決定権を持っていることに設定の稚拙さがリアリティを削いでしまっているし、主人公をひたすらかっこよく魅せる設定とか最初は批判的だった者が献身的に支える側につくなどあるあるが多すぎて、あぁやっぱり漫画だよなと思ってしまうところは否めないけど、
でもそれを覆す菅田将暉の圧倒的な演技に息を呑み物語の行末を固唾を飲んで見守ってしまい、2時間を超える長編なのに時間の経過を忘れるほどの緊張感はさすが。
あき

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