高尾山

アルキメデスの大戦の高尾山のネタバレレビュー・内容・結末

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

最初の戦争シーンが恐ろしすぎて挫折していた映画。これもゴジラ-1.0から興味を持って鑑賞。

会議のシーン、私は数学大嫌いなのに、方程式を美しいと思わされた。

平山の眼鏡光るの不意打ちで笑っちゃった。

最初のシーンがあることで、その意味が何重にも変わる構造に唸っちゃった。造船を止めようとしてるけど、私たちは最初からこの船が作られることを知っている。
山本五十六関係の映画も観てみよう。

櫂くんが、最後敬礼するようなちゃんとした軍人になっていて、戦艦大和を見て、最初のシーンで見た日本が戦争に焼かれる姿をまた見ているのだろう。どうせ必ず日本は戦争をする。それならば、まだしもマシな未来をと選択した結果、軍人として戦争に向かう櫂くん。どう戦争と向き合っていくんだろう。

前提として菅田将暉好きなのはあるけど、変人やらせると演技体が一緒で、他の映画の役を彷彿とさせる。

あんなに計測されて「美しいから好き」って言われるの、なんか複雑やな。きょうこさんも相当変人と思う。

ゴジラ-1.0のラストを彷彿とさせるシーンが最初にあったね。

あと、国民ちゃんと政治のこと知ろうとしないと、また知らないうちに戦争起きちゃうぞとなんか恐ろしくなった。ちゃんと知ろうと思った。
高尾山

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