ああ

アルキメデスの大戦のああのネタバレレビュー・内容・結末

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

真実の使い方を学んだ作品。
真実が分かることは手段であり、それを用いて何をするか。これを史実に則って学べることができる。
今作は、正しい見積りがわかった上で、「あるべき設計」を求める現場主義が最初は正義だと思わされた。
しかし、実際は、正しい見積りによって、米軍にはそもそも勝てない、よって大日本帝国の象徴となる最高の軍艦を作り、その象徴「大和」を沈没させ、国民感情を戦意喪失状態にさせるために船をつくらせた。つまり、負けることを見越して現場主義ではなく、その先の一手をうった。
ここから学ぶことは、真実はある事が前提であり、それをつかって何を正解にするか。どんな正解に近づけるか。それを考えることやマインドセットが学べる。昨今のビジネスでもIssueから始めることは重要視されており、それを象徴する物語だった。
現場論も大切だが、それがわかった上でどうするかが問われていると思う。

▼自分用
・星1:時間の無駄…。
・星2:暇なら観て良いかも。
・星3:中間。
・星4:何か学ぶ事がある。
・星5:人生変わるほどの良作。
ああ

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