柊平

アルキメデスの大戦の柊平のレビュー・感想・評価

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)
3.3
ありきたりかなあ。ロジック(笑)でやり込めようとする一方で軍部の内部事情にひっくり返される結果。戦意掲揚の象徴たる大和とそれに辟易する菅田将暉。空母を押しつつ戦争進めたい山本五十六とか、対比がシンプル。
細かいところでも鶴瓶の掌返し、謎の数式が完全一致する(時価と仕入れ値と為替とか変数一切考慮されない)点にもうーん。大和は負け戦のための道具ではなくもっと愚直な象徴であってほしい。実際大和の沈没が敗戦の直接要因ではないしね。
柊平

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