このレビューはネタバレを含みます
冒頭VFXシーン。
大和が傾く時、46㎝主砲砲塔が軋みながらすべて下向きに回転し、重力を計算し作っていることに驚いた。
また、米軍の飛行艇での飛行士救出、それを口を開けて見ている大和の乗組員との対比。残念だが、国力以外の米国との差を実感。
史実と同様、戦艦も空母も造られ、戦争は始められてしまう。誇らしげな山本の大和観閲、冒頭で大和轟沈を見ている我々は、櫂が桟橋から大和を眺め涙を流した意味を知る。
ドンパチと威勢がいい戦勝国の映画とは違うが、是非、若者に見てもらいたい映画だ。（観客は中高年であった）
