”数字は嘘をつかない”
アメリカと戦争しても勝てるわけがないと看破しつつ、もしそうなったら空戦が勝敗を決めると考えていた山本五十六は、自らが進めたい新型空母の建造の障壁となる巨大戦艦の見積額の不正を暴くべく、帝大を中退させられた"数学の天才"に依頼する。
これ・・・なんだか邦画を見なおさせてくれたぞ😃
・冒頭の海戦シーンのCGの迫力
・菅田将暉と柄本佑の顔芸と演技力
・櫂と田中のバディムービー感
・少年心をくすぐる大和、赤城、長門のリアルさ
・起承転結とミスリードのみごとさ
・あり得ないけど、ひょっとして史実かも？と思わせる結末
邦画によくある残念な部分もやっぱり健在で
・演劇的なわざとらしいセリフの多さ
・この登場人物たち要る？ってのが数人
・数学的な凄さは表現しきれてない
この辺は残念…
"身代わり"
終盤で”美しさ”が鍵になり櫂と平山が繋がることは予想してたのだけど、まさかそういう結末とは。
守りたかったのは大日本帝国なのか、それとも日本なのか。この点だけは、櫂と平山は一致していなかっただろうけれども。
