んんーー勿体ない。お話と役者さんの演技はとても良いんだけど全体的に薄っぺらくて淡々と観てしまいました。原作未読だから分からないけど、原作のダイジェスト版みたいな印象だった。状況とか経緯は分かるけど そこに心理的なものが追いついてなくて すべて役者さんの演技に頼ってしまっていた感。ある意味、力技で泣かせに来るというか。いや、泣いたよ。泣きましたけど…。
あと何だろう…。すっごく古臭い演出に感じられて もしかして ひと昔前に名を馳せた監督さんが当時の手法そのままで撮ったのかな？と思ったら そんなに古い方でもなさそうで。BGMの使い方とかスローモーションの入れ方とか 良くも悪くも昭和感が漂っていました。
あと とても気になってしまったのが終盤の柳楽くんの呼吸音。あれはアフレコなんでしょうか？映像やセリフのタイミングと微妙に合ってなくて非常に気持ち悪かったです(^_^;)
でも高校生役の役者さん2人に柳楽くんと竜星くんの面影を感じたのは◎。顔は似てるってほどでもないんだけど仕草とか雰囲気に説得力がありました。それは大きな収穫でした。
