万事絶好調

殺人者にスポットライトの万事絶好調のレビュー・感想・評価

殺人者にスポットライト(1961年製作の映画)
4.5
ボワローナルスジャックがイカれているのか、フランジュがイカれているのか?めちゃくちゃ変な映画!!!傑作!
城の維持費のためにショーを開催するという発想と柔軟性にまず驚くし、音と光で表現する演劇(カメラワークずるい)がかなり斬新。侯爵を悼むムードなど微塵も存在せず、この軽やかな不謹慎さになんだか快いものすら感じてしまう。我々観客までも共犯に巻き込んでくる!
犯人をあぶり出すシーンのトランティニャンの登場がアホみたいで最高。フランジュは結構人を楽しませることばかり考えてるような気がする。
殺人者にスポットライトのショットはもちろんバリバリのかっこよさ。(野次馬的になる観客と、すぐ車乗って帰る観客に二分される。モブの演出もおもろい)
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