菩薩

殺人者にスポットライトの菩薩のレビュー・感想・評価

殺人者にスポットライト(1961年製作の映画)
4.0
みんな大好きマジックミラー号かと思ったら、もっとみんな大好きシンデレラ城を大胆に用いた光と音の祭典!みたいな感じでめちゃくちゃディズニーランドに行きたくなって死んだ。大富豪がシンデレラ…じゃなくて死んで、その遺産相続者達が城に集められるが、肝心の大富豪の死体が見つからないからこのままじゃ5年間相続出来んとか、失業保険の給付制限期間を思い出して悲しい気持ちになった。そんでこの城には昔から悲恋伝説があるから、いっそそれをショーにして客呼んだろとがめつい相続者達は考え、やれ小便器みたいなスピーカーを大量に設置したり、大型の投光器を大量に設置したりして準備をするが、その間に1人、また1人と相続者が不審な死を遂げていく…なお話。「Son et lumière」なんて文字の寄りにそれっぽい意味を感じてしまうし、映画も光と闇と音の芸術である事には変わりない。トランティがずっとかわゆい彼女とニャンニャンしてたからお前が死ねばいいのにと思ったけど生き残りやがった。最後ももはや葬列じゃなくてエレクトリカルじゃないパレード、ますますディズニーランド行きたくなって死んだ。レコードの音飛びのとこがライヒ感あって良かった。
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