dita

殺人者にスポットライトのditaのレビュー・感想・評価

殺人者にスポットライト(1961年製作の映画)
4.0
@ シネ・リーブル梅田 ~ゴーモン 珠玉のフランス映画史~   

年末年始の休みに入ったというのに(職場の掃除が終わってないから納めた気がしないのはちょっとおいといて)、連日の早起きを強いられておりますが、「拷問かよ!」とは言いません。だってゴーモン面白いから。

さておき。

冒頭から不穏な雰囲気が漂い一気に物語の中へ。おじいちゃんとお人形さんと揺れる椅子が出てくる映画は大概面白い(かどうかは知らない)。お城・遺産・悲恋といえば金田一の一(はじめ)ちゃん、じっちゃんの名にかけてじっちゃんを探してくれるのを待っていたのになかなか出てこないので、おやおやこれは迷宮入りかと思いきやあなただったのね!罠どこにあった?と思ったけどきっと闇にまぎれた何かしらがあったのでしょう。

なにより、お城の庭でおこなわれる光と音のショー(ハイテク!)が想像力を掻き立ててめちゃくちゃ良かった。想像力は創造物における最大のスパイスだと思っているけど、まさにそれ。わくわくが止まらなかった。

ということで、今年の締めに相応しい映画で大満足!遺産はいらないので残業代をください!
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