スヴァネティの塩の作品情報・感想・評価

スヴァネティの塩1930年製作の映画)

Jim Shvante/Salt for Svanetia

製作国:

上映時間:44分

3.7

『スヴァネティの塩』に投稿された感想・評価

湿疹

湿疹の感想・評価

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ソヴィエト・モンタージュな時期のカラトーゾフサイレント。しかし今作ですでにカメラの位置の高低の感覚の巧みさなど、監督が作家としての頭角を表している印象を受ける。『送られなかった手紙』の仰角で振り下ろ…

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yuzu

yuzuの感想・評価

-
これカラトーゾフだったんか。監督名がジョージア読み?になってて気づかなかった。
chiyo

chiyoの感想・評価

3.5

2022/5/29
鳥飼りょうさんのピアノ生演奏付きで鑑賞。コーカサス、スヴァネティ地方。あまりにも苛酷な環境で、別の場所に暮らした方が良いのでは?と思えるくらい。そして、タイトルにも冠している通り…

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無声映画なのに叫び声が聞こえてくるような塩‼️塩‼️塩‼️のカットが印象的
生活が悲惨すぎて どうしてこんなところに人が住んでいるのか不思議なレベルだけど今は世界遺産に登録されて観光地化してるみたい…

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oyu

oyuの感想・評価

4.5

こんな場所でどうやって人の暮らしが始まったのかと思うくらいに外界からのアクセス劣悪な谷間に住む部族の話(たぶんほぼドキュメンタリー)

前半は暮らしの様子、その質素さと過酷さを淡々と伝えていたので、…

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Jaya

Jayaの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

カフカスのスヴァネティを舞台とした国威発揚プロパガンダドキュメンタリー映画。さすがに演出が見え見えでした。

隔絶された前近代的封建的な暮らしの中で、悪弊たる宗教の毒に浸かるスヴァン人。塩のためにカ…

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brian

brianの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

無声映画時代を代表するドキュメンタリー。コーカサスのスヴァネティ地方、過酷な自然環境のなかで生きる人々の姿が四季を通じて映し出される。岩山での重労働、争い、貧富の差、出産等が描かれ、ブニュエルの「糧…

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塩が思いのほか脇役。もっと塩映画かと思った。塩分ほしさに汗でもオシッコでも赤子の命でも舐め取ってしまう動物たちの剥き出しの存在感が怖い。雪崩とそれを見て絶叫する人、渇きで死にそうな母と水こぼしまくり…

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べらし

べらしの感想・評価

3.5

「私はキューバ(Soy Cuba)」という前代未聞、そして映画史上最も美しいナレーションを擁する作品で知られる御仁である
コーカサスの凄絶な雪景色と人為的に手が入ったパートをスムーズに行き来するなん…

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この頃のソ連映画の画と編集のカッコよさ、凄まじさはやはり素晴らしいなあ。

あと労働と生活はそれを撮るだけでもう面白いよなーというのは、いつも思う。

【一番好きなシーン】
死んだ子の墓に母乳を垂らす母。
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