スヴァネティの塩の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『スヴァネティの塩』に投稿された感想・評価

湿疹

湿疹の感想・評価

-

ソヴィエト・モンタージュな時期のカラトーゾフサイレント。しかし今作ですでにカメラの位置の高低の感覚の巧みさなど、監督が作家としての頭角を表している印象を受ける。『送られなかった手紙』の仰角で振り下ろ…

>>続きを読む
yuzu

yuzuの感想・評価

-
これカラトーゾフだったんか。監督名がジョージア読み?になってて気づかなかった。
chiyo

chiyoの感想・評価

3.5

2022/5/29
鳥飼りょうさんのピアノ生演奏付きで鑑賞。コーカサス、スヴァネティ地方。あまりにも苛酷な環境で、別の場所に暮らした方が良いのでは?と思えるくらい。そして、タイトルにも冠している通り…

>>続きを読む

無声映画なのに叫び声が聞こえてくるような塩‼️塩‼️塩‼️のカットが印象的
生活が悲惨すぎて どうしてこんなところに人が住んでいるのか不思議なレベルだけど今は世界遺産に登録されて観光地化してるみたい…

>>続きを読む
oyu

oyuの感想・評価

4.5

こんな場所でどうやって人の暮らしが始まったのかと思うくらいに外界からのアクセス劣悪な谷間に住む部族の話(たぶんほぼドキュメンタリー)

前半は暮らしの様子、その質素さと過酷さを淡々と伝えていたので、…

>>続きを読む

塩が思いのほか脇役。もっと塩映画かと思った。塩分ほしさに汗でもオシッコでも赤子の命でも舐め取ってしまう動物たちの剥き出しの存在感が怖い。雪崩とそれを見て絶叫する人、渇きで死にそうな母と水こぼしまくり…

>>続きを読む
べらし

べらしの感想・評価

3.5

「私はキューバ(Soy Cuba)」という前代未聞、そして映画史上最も美しいナレーションを擁する作品で知られる御仁である
コーカサスの凄絶な雪景色と人為的に手が入ったパートをスムーズに行き来するなん…

>>続きを読む
この頃のソ連映画の画と編集のカッコよさ、凄まじさはやはり素晴らしいなあ。

あと労働と生活はそれを撮るだけでもう面白いよなーというのは、いつも思う。

【一番好きなシーン】
死んだ子の墓に母乳を垂らす母。
hasse

hasseの感想・評価

3.8

ジョージアの自然、人々の生活のダイナミズムを映し取ったドキュメンタリーを模したプロパガンダ映画。民衆を抑圧する旧時代のクラン・システムをソ連の社会主義システムが駆逐し、人々の生活を豊かにするんだとい…

>>続きを読む
土偶

土偶の感想・評価

4.0

「戦争と貞操」の監督がキャリア初期に故郷ジョージアで撮ったモキュメンタリーサイレント映画。この時期特有の旧体制からソビエト建設に至るシーンを描いたプロパガンダのひとつだったようだ。
舞台になるのがジ…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事