圧倒的な生きることへの力。
五体満足で人並みにお金も稼げるわたしなんかには到底理解することができない苦しみが物凄い力で描かれてました。
逃げ場がないこの2人のような人たちは現実にもいるはず。
わたしには嫌なことがあると現実逃避できるものや没頭できること、愚痴を言える環境があるけど、逃げ場が全くない人たちは「生きていく」いう意味の重さが違う。
ホームレスの人や物乞いをする人を見たことはあるけど、わたしたちはどこかでそれを見なかったことにしてないか…本当の意味で現実をまだ理解できてないのかもしれないと思った。
映画として笑える部分もあって、それがまた「あなたが生きているその瞬間にこういう人たちもまた生きているんだよ」と突きつけられた気がしました。
逃げずに現実をしっかり生きろ。
