ほおづき

おかえり、ブルゴーニュへのほおづきのレビュー・感想・評価

おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)
3.5
『ブルゴーニュで会いましょう』と同じくこの映画もまた、主人公たちが奮闘して実家のワイナリーの危機を乗り越えるおはなし。
兄姉弟たちそれぞれに葛藤があって『ブルゴーニュで~』よりぜんぜんこちらのほうが面白かったけど、こんなに似たような設定の映画ばかり作られるってことはブルゴーニュって危機的状況なんじゃないのって勘ぐってしまう・・・。
職人気質で昔ながらの伝統や家柄を守るみたいなところや、後継者問題やお家問題なんかでワイナリーの数が少なくなってるのかなぁ・・・。


ちなみにぜんぜん関係ないけど
ソムリエ勉強中の友達から教えてもらったおいしいワインの選び方は
「値段」→「国」→「品種」→「産地」
の順で選ぶこと。
素人はシャトー(メーカー?)とか品名とか無視していいらしい。

「値段」は高ければ高いほどおいしい。これ絶対。
「国」はフランスとイタリアが2トップで、他はその他大勢って感じ。
赤なら重めでお肉にあわせやすいフランス、魚介にもあわせやすいのはイタリア。
白なら意外とドイツがいい。(『シンドラーのリスト』の冒頭でもリースリングが出てくる)
チリはぶどうの品種を混ぜ合わせ無いことが多くて、品種の風味を知るのに最適。
「品種」は、赤ならメルロー、ピノノワール、カベルネ、シラーが主流。
白なら、シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、リースリング。
イタリアならサンジョヴェーゼをよく見る。
これら絶対ではないけど、目安にはなるかも。
お店で注文するときは、国名か品種名でオーダーすると楽。
そして、ワインと同じ国のチーズと合わせるのがいい。

というわけで
赤ならボルドーのメルロー
白ならドイツのリースリングが好き。