Nちゃん

おかえり、ブルゴーニュへのNちゃんのレビュー・感想・評価

おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)
4.0
フランス・ブルゴーニュ地方のワイン生産者=ドメーヌの家の長男として生まれ育ったジャンは、世界を旅するためと偽って故郷が嫌で故郷を飛び出したが、父親が末期の状態であることを知り、10年ぶりに故郷ブルゴーニュへ戻ってくる。
家業を継ぎ、ワイン作りに励む妹のジュリエット、そして別のドメーヌの婿養子となった弟のジェレミーと兄弟3人の久しぶりの再会を果たすが、間もなく父親が亡くなってしまう。
残された葡萄畑や相続などさまざまな課題に直面する中、父親が亡くなってから最初の葡萄の収穫時期を迎え、兄弟たちは自分たちなりのワインを作るため協力し合う。その一方で、長男は離婚問題、長女は醸造家としての方向性、次男は義父問題と、それぞれが打ち明けづらい悩みや問題を抱えていた。


舞台がワイン製造地である故に、ワイン製造に関わる問題や各々が抱える問題など家族がメインの物語。
亡くなった父親と息子との絆。
10年分の想いのぶつけ合い。
ワイン作りを通しての兄弟の絆。
国境を超えての妻とのいざこざ。
我が息子を愛している事実。
遺産相続、お金問題。
ワイン製造のやり方。
それぞれが抱える問題は重いが、ここぞっていうときの兄弟の支え合いや絆が見所。

どの土地でもどの国でもどんな仕事でもみんな悩みを抱え思っていることがある。
それを助けてくれるのはやっぱり家族であったり愛している妻や子供だったり、困ったときに手を差し伸べてくれる人がいるっていいな。兄弟愛っていいな。
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