映画武士道

ジュラシック・ユニバース ダーク・キングダムの映画武士道のレビュー・感想・評価

1.3
結論としては酷い!酷すぎる。最後まで見れた人は表彰していいレベルです。
カタギの人は見ちゃあアカン・・・

夏の恐竜映画祭!最近夏と言えば恐竜ということで恐竜映画を中心に見ています。(もう私の配信サイトで恐竜映画そろそろ尽きてきたのでラストかも)

まあ、とにかく酷いです!噂のZ級クラスですね。設定もかなりやばいしストーリーもおかしい。
いいところとしてはパニックアクションとしてのポイントを抑えようとしている努力みたいなのは感じられたこと。

ストーリーとしては人間の臓器提供のために恐竜を復活させて繁殖させている秘密施設が舞台。(このあたりから設定がやばい感じ。恐竜の臓器が人間に使えるの?爬虫類と哺乳類で違いすぎる気がしますが・・・)

その施設で飼っていた恐竜が施設内で脱走してしまう。
この施設では恐竜が脱走すると安全装置が働いて出入り口が完全封鎖。研究員たちも一切脱出ができなくなる。
さらに一定時間恐竜が元の場所に戻されなかった場合、施設内は殺人ガスが充満させられ恐竜もろとも研究員は全員殺されるという・・・(なにこの施設・・・めちゃくちゃ。バイオハザードの施設かよ)
研究員たちはまともな装備さえない状態で、恐竜たちを元の場所に戻すための戦いが始まる・・・。
のですが、まあ土台無理な話で研究員は恐竜に勝てるはずもなく・・・食べられまくります。戦いになってないです
唯一まともに戦えたのがDIY用工具ドリル(ちっこいやつ)を持っていた研究員。すっごいちっこいドリルで巨大な恐竜に食われながらも頭をドリルでグリグリやって、なんと相手を倒しました!これはほんと凄いですね~。
とまあこんな感じなので普通に研究員たちはほぼ全滅状態なのですが、実はさらに上の防御装置があってそれを使うと恐竜たちに埋め込まれたチップが爆発。恐竜たちを全滅させられるのですが使わないようです。(研究員の命より研究対象としての恐竜の価値があるため。らしいのですがどっちみち殺人ガスがもう出ちゃう展開だし恐竜だけ殺して研究員だけでも助かった方がいいのでは・・・)

そして恐竜に噛まれると頭がおかしくなる設定。(ゾンビ物設定かな?ウイルス的なのがあるんですかね。この設定いる?普通に勝てない感じなのに)

そして生き残った最後の研究員は殺人ガスをわざと発生させて生き残りをかけた賭けに出る・・・!というところでクライマックス。

ラストシーンで気になったのは脱出口は普通にあってガラス戸のエントランスがあったんですけど・・・(会社の入り口あるような感じのやつ。これ普通に破って逃げられたのでは?)
という疑問を残して終了です。

なんだろう・・・研究員たち死ぬ必要がなかった感じが・・・

あと敵の恐竜は知能が高い設定なんですけどパスワードを入力して開錠するというのは頭が良すぎなんじゃないですかね・・・
キー入力ができるというのはありとしてもパスワード知らないのに開けられるということはパスワードのセキュリティを突破して開錠してるんですか?
このあたり無茶すぎます。

まあとにかく酷い・・・酷すぎる・・・という時間のありがたみを感じる映画でした。
ネタとして見るのも一興かもしれませんが相当な覚悟を持って見た方がいい作品だと思います。

ちなみに作中に出てくるゴジラサウルスという恐竜はこの作品の架空の恐竜かと思いましたが、実在の恐竜!しかも命名者は東京生まれの学者でゴジラマニアだったらしい。これが一番の発見!
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