インド大映画祭2021①本目
着々とタラパティアンの道を進むワテクシです。
タミル映画の大スター「大将」ことヴィジャイさん主演の2016年作品。
こんなに最高の俳優なのになかなか正式に日本に入ってこないので悶々とする日々を送ってますが、IDEさんのおかげでスクリーンで日本語字幕付きで観られたの僥倖でしかない!
オープニングからヴィジャイさんと娘ちゃんのやり取りが微笑ましい。
もう出てくるだけでニヤニヤしちゃうw
回想シーンではそこそこコメディ感もあり、ラブコメ感もあり。
ただし、そこは南インド映画。
そんなほっこりだけでは終わりません。
なかなかの悪党が出てきて、なかなかエグい話になっていく。
途中までゴリゴリに悪役に対するヘイトを溜めに溜めてからのヴィジャイさん登場に痺れる憧れるゥ!!!
正直、中盤で警官なのにアレは大丈夫なのか?と思ったりもしたので(個人的には拍手喝采👏)、モラル重視の人は注意。
しかしメガネなヴィジャイさんや、ラブコメなヴィジャイさん、ラストは○○なヴィジャイさんまで、新たな魅力を発見出来る作品。
娘の男の子友達に大人気ない対応しちゃうのとか面白可愛すぎた🤣
あとインターミッションがカッコよすぎぃいいいい🥺
ヒロイン役には傑作「24」のサマンタちゃん。
娘役の子は「ムトゥ踊るマハラジャ」のヒロインの娘さんなんだとか。
ちなみにヴィジャイさんの実娘も出てたらしきけど、どこ?!
ちなみにヴィジャイさんの部下というか相棒という役どころのハゲチャビン・ラージェンドランさん良かった!
声が激渋!!!
劇中にも出てくるけど、レイプ大国とも言われ、被害者が泣き寝入りすることも多いインド。
そんな状況でヒーロー(というか神!)の如く降臨する姿に、タミルの人々は熱狂するのだろうな。
面白い勧善懲悪ムービーでした!