太陽は光り輝くに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『太陽は光り輝く』に投稿された感想・評価

あぺ

あぺの感想・評価

4.8

スピルバーグの人物配置には違和感というか嫌悪感を感じることがあるけど、ジョンフォードとハワードホークスは人の配置で感動させに来るから、やっぱアメリカ最高峰なんだと思った。あの葬列の人の配置と歩き方に…

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「ブリースト判事」のセルフリメイク。

同じ素材でも、肉付けでこんなにも雰囲気が変わるのかと驚いた。

100分版。皆の所作を捉える引きの暖かいこと。葬列に繋がる歩く動作は勿論、勢いよく直立することも、皆で座ることも、帽子を胸に添えることも。ドロシー・ジョーダンはぐったり横たわり続けて葬列に参加しない…

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ウィルロジャースに比べ、こちらのプリースト判事は悪代官みたいな顔と態度

環境音だけで突き通す長い葬列のシーンに涙
奥ゆかしい


2022.10.17
葬列

内から外ではなく、外から内のドアー
odyss

odyssの感想・評価

3.5

【ハリウッド古典期の輝き】

最近BS録画にて。
米国南部の田舎町を舞台に、老判事の生き方を描いています。
米国の地域社会では判事は選挙で決まるのですが、その選挙を控えて老判事は多少の選挙運動もして…

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「怒りの葡萄」(1940)「わが谷は緑なりき」(1941)「静かなる男」(1952)など、アカデミー賞監督賞を史上最多の4回受賞しているジョン・フォード監督の隠れた傑作。日本ではATG配給で1966…

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ラストの葬儀参列シークエンス、小津の麦秋で最後に映る麦畑ショットみたいな説得力があるなと思った。
(同時に、悲しみは空の彼方にのラストの葬儀参列シークエンスに全く納得できんかったこと思い出した)
lag

lagの感想・評価

4.6

やってくる蒸気船。寝床へ慌ただしく来るが堂々と。左利きでバンジョーを弾く青年。ハーモニカを吹きながら踊る。気持ちよく笑う親父たち。大勢の人が列を成して動く。脱帽して礼。聞こえてくる歌全部好き。

凄…

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対比の映画だと思う。南北戦争の南と北。戦争と選挙。白人と黒人。怒りの隊列と喪の葬列。まったく単純でない世界を、人情味豊かに、ユーモアを交えて美しく捉えている。

おじさん達は常に少しずっこけていて、…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

5.0
長い長い静かな葬列に泣くしかない。
人々に疎まれ、存在すら消されていた女性のために無言で歩く列の美しさ。
序盤の音楽が後半では全く別に響いてくる。ラストのプリースト判事も泣ける。

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