追加カットというか、本編で端折ったところを加えたいわばディレクターズカットだと思い込んでいたけれど、ここまで盛り込まれると全くの別物。
あらすじこそ「この世界の片隅に」であるけれど、主人公すずを捉…
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「ウォッシュ」された戦争映画という感想。手放しで「いい作品」とは言えない映画だった。
原作にあった「日本(自分たち)も他国(他アジア諸国)を暴力で従えてたから、暴力に屈するのか…っ」と主人公が愕然…
「あと何分で終わる?」「もう喉がカラカラ」「ねえ、あと何分で終わる?」そんな7歳児と見たもんだから、もう、あれよ。ただ、戦争という出来事をなんとなくでも心に入れて欲しかったんだが、伝わったんかのう。…
>>続きを読む勝手に続編かと思ってたけど、未収録シーンを追加した増量版?だったのね。
なかなかに気持ちを振り回される映画。
やっぱ、この絵柄で油断してしまうんですよね。
あと、のんさんの声、主人公のキャラでのほ…
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「良かった良かったというけれど、何が良かったのか。」に集約される怒りと、「笑っていられるんがいちばんいい」に込められた真理や人とのつながりの温かさ。
感情が揺さぶられすぎてとても疲れた。すごくいい…
(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会