びじゅぼん

性本能と原爆戦のびじゅぼんのレビュー・感想・評価

性本能と原爆戦(1962年製作の映画)
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強烈な邦題で有名なやつ。ぜんぜん期待せず見たがメチャクチャおもしろい。
バカンスに行こうとした矢先に核戦争が起きてギャワー!てなった一家が文明が回復するまでサバイバルするとゆう筋だが、爆心地を避けて田舎に逃げて隠れ潜むから、派手な破壊のカタルシスも崩壊のエレジーもなく絵面が地味。
でも地味な絵面を補って余りあるのが、一家4人で逃げ回る父親の立ち回り方。食料を確保し武器を押さえて、話ができる人とは話し、話が通じなければ殴って撃つ、とにかく判断が早い! キャンプ地の橋を落とす手際の良さとか、『南の島のフローネ』のお父さん的な頼もしさがある。
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