Shut up and play the piano
テクニックと本質
自意識過剰な変態
Love & Hate
意図的な破天荒
アーティストとエンターテイナー
Respect & Disrespect
努力がつくりあげた天才
ダフトパンク、ピーチズ、ファイスト、カイザーカルテット、ジャービス・コッカー、ウィーンフィル。
前半のインディーズバンド〜ヒップホップ〜テクノから後半のカイザーカルテットやオーケストラとの共演では音楽表現は全く別物なんだけど、根底にある音楽性は変わってないし、根底にある精神性…赤子の魂百まで。
この人は天才ではないかもしれない。
ベースの音楽性は美しいのに、それを突き詰め始めたのは最近で、兄貴のテクニック志向ではないにしろ、エンターティンメントに走りまくってた感じか。
音楽はまず自分自身が楽しむための自慰行為から発するのは間違いないけど、太古から集団を繋ぐ架け橋になってきたことも明らか。この2つのうちよりカネになる後者に光が当たり過ぎてるのがいまの音楽業界。こういうエッジがあって初めて本質にたどり着けたのかも。
いずれにせよこの作品を楽しめるか否かは、彼の根幹にある音楽性が好きか否か。
ぼくは結構好きなんだよな…前半うるさくて寝そうになったけどw