ケヴィン・マッカーシー連行時のアクションが悉く良い。ジョエル・マクリーの殴る速さが凄まじいし、援護射撃したエミール・メイヤーの爽快な笑顔にもグッとくる。終盤、敵が並んで行手を阻みさらに後方からフレームインした奴らによって円形に囲まれるショットも素晴らしい。
ジョエル・マクリー一行をゆっくりと取り囲むジョン・マッキンタイアの部下の動きは統率されていて、それをロングショットで撮ることで逃げ場がない印象を与えるけど、マクリーの一計を案じた不意の銃撃が集団の統率を乱した瞬間も同サイズのショットで撮ることで反撃開始のカタルシスが生まれる。