トシオ88

水戸黄門漫遊記 怪力類人猿のトシオ88のレビュー・感想・評価

3.4
始まってすぐに女給の絶叫と血まみれの凄い形相。部屋に累々と転がる無惨な死骸😨。
犯人は南蛮渡来の大猩猩(ゴリラ)の仕業🦍。妖しい女の笛のピロピロ〜と鳴る響きに合わせて殺戮の限りを尽くす大猩猩。徳川倒幕を図る一派に与する女と猛獣。そこに立ちはだかるのは水戸のご老公。うっかり八兵衛や矢車の弥七、そして飛猿もおらず、かげろうお銀のお馴染みのお風呂🛀😍のシーンもないダイハードな展開😨😾。

しかし途中、偽黄門が出てくるあたりから、ガダガタと軟派になるストーリー😆。特に黄門様や角さん助さん全員が黒ひげ危機一髪みたいな樽に入れられて崖から海に突き落とされ、全員即死の筈が、「うーん、いい湯だったなあ」♨️みたいなさっぱりとした表情で出てきた時には、「真面目な気持ちで観るのやめよう」と心に誓いました🥹。

その後何やかんやあって、最後は吊り天井の下で大ピンチの黄門様と徳川のお殿様!しかし助けてくれるのは、やはりあの大猩猩🦍。歯を剥き出してドラミングを打ち鳴らし、相手を威嚇し、吊り天井を破壊する怪力君!思わず観ているこちらも歯を剥き出してしまった🦷。
最後は何事もなかったように、にこやかに再び漫遊の旅に出る黄門様。できるオトナはやはり違う!
1作の長さは正味1時間程度だし、シリーズ鑑賞の漫遊の旅に自分も出てみようと改めて心に誓ったのだった😾🙈🎬
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