柴芋

まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人の柴芋のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

双子のリアリティーショーでお互いの恋愛のために離れて暮らす体験をしたら数組は精神状態に限界がきてリタイアするなどとても辛そうだったのを思い出すと、一卵性双生児は親に精神疾患があっても無くてもお互いが居ないとダメなんじゃないのか。そしてこの倫理的に最悪な実験に生まれてすぐ参加させられた彼らの人生が狂わされたのは紛れもなくあの医者のせいでしかない。最悪の人体実験者で人殺し。助手だったじいさんが笑いながら話していたのには戦慄を覚える。インタビューの時だけはとか全く思わないんだね。それを見せられる彼らの無念さが辛い。ナチスや日本が行っていた人体実験のヤバさとか歴史で何も学ばないのかな。ってかそういうこともっと学んできたかったわ。うーん、現時点ではそういうこと無くなっているように思うと少しは学んでるのか?いや、あの医者やじいさん、養子縁組業者、教育センターは学んでなかった。フロイトか、、とかオッペンハイマーもこっちの人間かと思ってしまう。
柴芋

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