桃

mid90s ミッドナインティーズの桃のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

同年公開で「行き止まりの世界に生まれて」がありましたが、そちらは劇場鑑賞でき、こちらは観れず仕舞いだった。
オリンピックでもスケボー熱狂した後、ようやく鑑賞。

「行き止まりの〜」はドキュメンタリーだったけれども、こちらはフィクションもの、90年代後半が舞台。

主人公のスティーヴィーは母子家庭で兄にいじめられながら育ち、街で見かけたスケーターボーイズに憧れを抱き、近づく。

話の内容も素行も褒められたものではないけれども、スケーターボーイズは互いを大事な仲間として、ギリギリのところで尊重し合いながら過ごす。

10代の多感な時期、嫉妬や劣等感を家族や友人にぶつけながら、危なげに自暴自棄にもなりながら、時に尊敬し合いながら、自分の限界を超えてわくわくしながら、成長していく少年達。

音楽とスケボーシーンの組み合わせが良い。
桃