理想のコミュニティへの憧れと現実をリアルに表現したスケボー映画。
色々なことを経験させられる主人公をはじめ、ホンモノ感あふれるキャストの配役が説得力を加えています。
周囲への反抗、いつの間にか離れていく距離感、漠然とした将来への不安など、人生における通過儀礼もしっかり詰め込んでいてソワソワした気持ちで観ていました。
90's仕様の音楽や映像も良かった。エンドロールで使用楽曲のクレジットが一向に終わらないのもツボ。
そして個人的に一番良かったのは何気ない日常を映像で記録する作業が、どれほど大きな役目を果たすのかを伝えてくれたことです。