このレビューはネタバレを含みます
洒落てる映画でした
自分はああいったヤンチャな人をすごく避けてきたような人間なので、格好いいなーとか憧れるなーとかは感じなかった
ただ、主人公が目一杯背伸びをしてる感じとかはなんだか心が痒くなった
スティービーを演じたサニー・スリッチが素晴らしかった
映画を通してどこを切り取っても13歳の少年だった
兄に怯えてるときも、スケボー練習してるときも、酒タバコに手を出してるときも、母親に激怒するときも、
背伸びしてる13歳の少年だった
母にキレてる時とか本当に子どもだったな
サニー・スリッチが若いんだから当然とも言えるのかもしれないけど
彼の演技なしでは響かなかった映画だと思う
ストーリーが比較的シンプルだったのもあって終わり方が映えてた
数年後、彼らの記憶に残るのはこんな感じの映像なんだろうな