1990年代半ば、ロサンゼルスでの13歳のスティーヴィーを主役にした
思春期の青少年の心を描いた良作
スティーヴィー、ママ、
スケート仲間のレイ、ファックシット、ルーベン、フォースグレード
全員の心情にとっても共感できる作品。
スティーヴィーはスケート仲間に出会って、世界が広がったような、受け入れられたようなそんな気持ちになるけど
母親からしてみたら、知らないところで危ない連中と絡んでるんじゃないかと心配になるし、制限したくなる。
けどそれはスティーヴィーにとっては抑圧に他ならないし、自分の事を信じてないって思って怒鳴ってしまったり
レイとファックシットは親友だけど、
真剣にスケートに打ち込みたいレイとイマイチ真剣になりきれないファックシットに対して、捨てきれない友情と強まる違和感を感じていたり
ルーベンは最初スティーヴィーを可愛がるけど、それ以上に最年少で可愛がられてたポジションをスティーヴィーに取られてちょっとした嫉妬と見返してやりたい気持ちがあったり
誰もが経験したことのあるようなことをリアルに追体験できる。
最後のフォースグレードのビデオと
レイのセリフが最高に青春でクールなんだよなあ