アマプラ見放題がもうすぐ終わるとアラームが出てきたので慌てて鑑賞したら引き込まれて見入ってしまった。
シングルマザーと歳の離れた兄と３人で暮らす13歳のスティービーは、兄の暴力に怯えつつ部屋を覗いたりと憧れも持っている。そんなある日ストリートで年長のスケートボードチームと出会い徐々に仲間になっていく…というお話。
最初の内はチームメンバーが交わすスラングも理解できず話を聞いているだけだったスティービーが段々と打ち解けていって、とある事件がきっかけで信頼を得てリーダー格の黒人少年レイから新品のボードを譲ってもらう辺りは見ている方も嬉しくなってくるのが上手い。
このレイが交通事故で弟を失った過去を明かす辺りも兄から突き放されているスティビーの身の上と呼応していて、その後二人が一晩中スケボーに興じるシーンにうまく繋げている。
「行き止まりの世界に生まれて」のレビューでも書いたけど、もう彼らの父親世代になってしまったので段々とエスカレートしていく終盤の展開が心配で堪らんかったよ😅
