中学の時、所謂1軍的なグループに入ってはいるものの馴染みきれなかった感覚とか、
年上の兄ちゃんたちがやたらカッコよく見えて、憧れて背伸びしちゃう感じとか、
ヒップホップカルチャー好きだけどコミュニティの真ん中には入り切れない葛藤とか
色々重なって刺さるぅ。
ストーリー展開から会話の機微まで、結構リアルに感じた。ドキュメンタリーっぽい温度感というか。
ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、この人物のこの人生のこの瞬間はこうです。という感じ。
そのスタンスが独特で良かった。
もう少しだけ派手なエグみや、何かしらのアンサーっぽいものを求めたくなっちゃうけど、フラットで客観的なスタンスを提示しているのかなと考えると面白い。リアル。
あと美少年主人公が好きだ。T2やドイツ零年など、カッコカワイイ少年ずっと見てられる。なりたい。
