A24製作、ジョナ・ヒル初監督作品(『ブックスマート』の主演のビーニー・フェルドスタインのお兄さん)
1990年代のロサンゼルス舞台に、13才の少年の成長が描かれます。
これはエモい。スーパーファミコンやカセットテープ、スケートボードなど90年代のカルチャーがたくさん出てきます。ニルヴァーナなど90年代を代表するヒット曲も。
ちょっと年上の人たちと接すると、背伸びして大人ぽいことしてみたい(ちょい悪への憧れ)、仲間とつるみたい、親にいちいち干渉されたくない、そんな青春あるある的な出来事が描かれて、なんだか懐かしい気持ちにさせます。
新しい誰かと出会うことで、今までの世界がちょっと開けて、けれども、次第にそれもまた狭い世界だということに気づいて…。いろいろな人と出会うことで成長するんだよなぁというしみじみ思いました。観賞の後味抜群の映画。