のん

mid90s ミッドナインティーズののんのレビュー・感想・評価

3.5
2020/09/10
劇場にて鑑賞。

観ながら、汗で張り付くシャツに通る夏の風や、カラフルなボールガムの味を思い出した。

13歳の少年スティービーを通してみる作品。
丁度悪びれたい年齢で、歳上に憧れて‥
13歳の頃、たしかに私もそうだったかもしれない。と、懐かしくなる。

"自分が一番不幸だ"と根拠なく感じて居たスティービーにとって、やはり彼らは最強だった。
でも実際、みんな個々に傷がある。だからこそ年齢も関係なく集まれたのだろう。

彼らは今後も集まるのだろうか?
出来るならば、集まって欲しい。と願う。

90年代という、私的にど真ん中なのもあって何だか懐かしく、苦しく、暖かい気持ちになれる作品だった。
のん

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