わらびもち

mid90s ミッドナインティーズのわらびもちのレビュー・感想・評価

5.0
文句無しの星5つです!
自分がそろそろスケボー買ってしまわないか心配です!

私の好きが詰まりすぎてツボを何度押されたことか、、
正方形のスクリーンも家庭用のビデオカメラで撮った感があってお洒落だった。あとfourth gradeみたいな撮影して記録する行為って大事だなと個人的に感じた。
ロサンゼルスが舞台なのもあって、まさにどのシーンを切り取っても絵になる、ただのチャラいスケボー少年なんて言わせないほど登場人物1人1人にストーリーがあって感動させられました。

プロの俳優じゃないからこそ、普通の会話のシーンも本当に自然体で、こちらが日常会話を横で聞いてるような感覚になりました。内容にもユーモアがあって笑ってしまいました笑

将来について語ったり、またもや過去の悲しい記憶の話を共有するレイというキャラクターが主人公にかける言葉が素敵でした。
時に彼らの中でメキシコ人や黒人、そして白人のステレオタイプについてみんなで肩の力を抜いて話してるのもなんだかほっこりした。こういう対話が今の時代も必要だなと思った。

初めは無垢でちょっと抜けてた主人公が可愛らしかったのですが、またこうやって新しくできた友達に教えてもらって成長していく過程が描かれていて、それを見るのも面白かった。まさに珠玉の青春ってやつですね。うらやましさでしかなかったです泣

ルーカスヘッジズの出番はそこまでなかったものの、出てくるシーンでは細かい所にもやっぱり演技力が光ってました。

あんなデカい瓶に入ったビール?初めて見た、、。