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砂塵の一人旅のレビュー・感想・評価

砂塵(1939年製作の映画)
4.0
保安官のワシントンとトム(ジェームズ・スチュワート)が街を救うため悪徳市長とその一味に対決を挑む西部劇。
酒場の歌手フレンチー役にマレーネ・ディートリッヒが扮する。
面白いのがトムとフレンチーの酒場での出会いのシーン。男を見下し、Sッ気たっぷりの強気な性格のフレンチーに対し無礼な態度で臨むトム。フレンチーぶち切れ。周りのあらゆる物を投げつけ喚き散らす。それらも冷静に軽く受け流すトム。その後の二人は徐々に惹かれあい、フレンチーの性格にも変化が訪れる。
お約束の展開の典型的な西部劇だけど、印象的なのはやはりマレーネ・ディートリッヒの力によるものが大きい。特別美人ではないけど、存在感の大きさは格別。
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